1964年創業 各種資材の専門商社「伊藤金物株式会社」

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CDP質問書への回答に挑戦しています

こんにちは。社長の伊藤です。

今日は「CDP回答」に挑戦していることについてお話しします。

CDPとは、世界中の企業や自治体が環境への取り組みを開示する国際的な仕組みです。多くの場合は、取引先の大企業やサプライチェーンの上流から依頼を受けて回答しますが、私たち伊藤金物は“自主的に”取り組んでいます。この話をすると「え、自分からやってるの?」と驚かれることがほとんどです。

これまでにも、太陽光発電の導入や再エネ100%の電力切り替え、SBTi認定の取得など、さまざまな環境経営に挑戦してきました。今回のCDP質問書への回答は、それらを体系的に整理し直す良い機会。取引先にとっては「信頼」につながり、社員のみんなにとっては「誇り」になるのではないかと考えています。

回答はWEB上で行います。設問は日本語ですが、英文を直訳したような不自然な表現も多く、読みづらいところがあります。それでも、英語そのままよりははるかに助かります(笑)。

SBT認定を申請したときは、完全に単独で取り組んだため、不安がいっぱいでした。今回のCDP回答はそのときとは違い、静岡県産業振興財団 企業脱炭素化支援センター様の強力なバックアップをいただきながら進めています。

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写真は、同センターから派遣いただいた 大橋先生 と、総務を担当する妻です。大橋先生は私が以前から尊敬している方です。その力強いサポートのおかげで、素人の私たちでもなんとか最終段階まで挑戦を進められています。

現在、日本国内でCDPに回答している企業はおよそ2,000社あります。しかし、その大半は大企業であり、中小企業が自主的に挑戦している例はまだごく少数です。

とはいえ、待ったなしの「気候変動」を考えれば、規模の大小にかかわらず対策に取り組むことが大切です。伊藤金物もその一員として、できるところから挑戦を続けていきたいと思います。

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