1964年創業 各種資材の専門商社「伊藤金物株式会社」

持続可能な未来へ ― 今できることを考える

持続可能な未来へ ― 今できることを考える

こんにちは。社長の伊藤です。
今日は「サスティナビリティ(持続可能性)」について、最近得た気づきをお話ししたいと思います。

SDGsという言葉は、すでに多くの方が耳にしたことがあると思います。
「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略で、2030年までに世界が共通して取り組むべき17の目標を示しています。
弊社も富士市SDGs未来都市 推進企業等に登録されています。

「持続可能な開発」とは、**「将来世代のニーズを損なうことなく、現在の世代のニーズを満たすこと」**と定義されています(1987年、国連ブルントラント委員会報告)。
つまり、貧困や不平等をなくし、資源を浪費するのではなく、海や陸の豊かさを未来へとつないでいくことが求められているのだと思います。

最近ある講演で耳にしたのですが、もし世界中の人々が日本と同じ暮らしをしたら、地球が約2.8個分必要になるそうです。とてもインパクトのある数字で、私自身、私たちの生活が地球の自然の再生力を大きく超えていることを改めて実感しました。

「未来のために今の世代が犠牲になるなんて、不公平じゃないか」――そう感じる方もいるかもしれません。
でも、本当に不公平なのは、未来世代が生きるための資源を、今の世代で先取りして使ってしまっていることではないでしょうか。私自身も含め、今を生きる一人ひとりが、できることから少しずつ工夫や努力を重ねていけたらと思います。

一方で、技術革新によって現状が大きく改善する可能性もあります。再生可能エネルギーの効率化や省エネ技術の進歩、循環型社会を実現する仕組みなど、未来をより良い方向へ導く力は確実に育っています。ですから、私たちは今できることを続けながら、新しい技術や知恵にも希望を持っていきたいと思います。

弊社でも、再生可能エネルギーの導入や省エネ設備の活用といった取り組みを進めています。こうした活動はコスト削減や効率化につながるだけでなく、従業員やお客様からの信頼を築く大切な基盤にもなっていると感じています。


おわりに

サスティナビリティは大きなテーマですが、始めること自体は身近な小さな一歩からです。
たとえば節電やリユース、地元の製品を選ぶことなど、日々の生活の中でできることは意外とたくさんあります。

そして、もし企業として「何から始めればよいか分からない」と感じていらっしゃれば、私たちも一緒に考え、お手伝いできれば嬉しいです。お気軽にご相談ください。

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