1964年創業 各種資材の専門商社「伊藤金物株式会社」

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猛暑の夏と水素社会 ― フジキン製バルブ・継手を豊富に取り扱っています

こんにちは。社長の伊藤です。

2025年の日本は、6月から全国的に猛暑が続き、7月には全国300地点以上で猛暑日を観測し、40℃を超える地域も出ました(tenki.jp)。まさに地球温暖化の影響を肌で感じさせられる夏となっています。

気候の変化は、放っておけばますます深刻になります。もし世界が何も対策をしなければ、今世紀末までに平均気温は約4℃前後上昇すると予測されています。各国が現行の政策を続けるだけでも、2.5〜3℃程度の上昇が見込まれています。これ以上の気温上昇を抑えるため、世界的な取り組みが進められているのです。

伊藤金物もまた、国際的なイニシアチブである SBT(Science Based Targets) に参加しています。SBTは、産業革命以降の気温上昇を「1.5℃以内」に抑えるという科学的根拠に基づいた目標を掲げ、企業に対して明確な削減ロードマップを求める取り組みです。私たちもこの目標に沿って、事業活動における温室効果ガスの削減に取り組んでいます。

こうした気候変動に立ち向かうための切り札の一つが 水素 です。水素は燃焼してもCO₂を排出せず、発電・熱利用・燃料電池車など幅広い分野で活用され、カーボンニュートラル実現に不可欠な次世代エネルギーとされています。

ただし水素は、世界一小さい分子であり、漏れやすく、高圧・極低温で扱う必要があるため、その制御には高度な精度と安全性が求められます。

そこで力を発揮するのが、フジキン製のバルブ・継手です。
フジキンは、超高圧・超低温・超精密といった分野で世界的に高い評価を得ており、水素や特殊ガスの流体制御に欠かせないトップメーカーです。その製品は研究機関、エネルギー設備、最先端の工場などで広く採用され、水素社会の基盤を支えています。

伊藤金物では、このフジキン製バルブ・継手を豊富に取り揃え、特に継手に関しては近隣の市町でも最大級の在庫体制を整えています。地域のお客様に対して、必要なときに必要なものを確実にお届けできることが私たちの強みです。

水素関連設備や特殊ガス配管まわりでお困りのことがありましたら、ぜひお気軽にご相談ください。弊社取扱のメーカー各社と連携し、最適なソリューションをご提案いたします。

「ものづくりのいちばん近くで、ともに悩み、歓びを分かち合う」
伊藤金物は、これからも皆さまの現場をサポートしてまいります。

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